IBMの取り組み ~ IBM×GEデジタルヘルスケア
デジタルヘルスケアセミナーのまとめ
IBMでのデジタルヘルスケアの取り組み
IBMのヘルスケア事業部の売上は
200億/年
■コグニティブ/AI
AI関連の数字
1兆円
ーIBMワトソンの売上(Globa)
IBM全社の10%を占める
120
-AIに絡むヘルスケア
ニュースの数/日
76%/85%
ーAIを臨床で使いたいという
医師の%
/AIの確定診断が未来
出来るようになると
答えた医師の%
6%
ービックデータ、AIを十分に
活用できていると回答した
ライフサイエンス・ヘルスケア
会社のCEOの%
7割以上のGapが発生している!
IBMワトソンの特徴
1.自然言語の理解
2.学習するシステム
3.根拠の提示
正直、他の会社のAIととは
機能ではそれほど違いはない
強みは、膨大なData量にある
IBMは、何千億円もかけて
ヘルスケア企業を買収してきた
そこに1日の長がある
■IBM事例
では、IBMはその強みを
どのように活かしたのか?
1.新規事業へのサポート
2.ヘルスケア業界への効率性向上
3.公共部門へのアプローチ
IBMワトソンExplorer は、
自然言語検索ができる
7割5分~8割でfitする
これまでは英字略語の判断が
格別に難しかった
病理画像検診
5-6人の病理医師の診断結果と
5割~8割の確率で一致する
この画像処理能力については
放射線科の医師が脅威に
感じているという話もある
■RWD(Real World Data)
& AIがもたらすもの
AIは、今までの構造化データに
制約されない
そうなると、データとして保持
出来なかった情報がデジタルデータ
として保持できる
アンメット・メディカル・ニーズ(※)
の特定が可能となる
※いまだに治療法が見つかっていない
疾患に対する医療ニーズ
■規制
AIはデータが命だが、規制で
他の病院同士のデータが見れない
ことになって、足枷になっている
■AIに読み込ませるデータ
・論文ではお話にならない
実際の臨床のデータを3ヶ月くらいで
ようやくものになって、セカンド
オピニオンとしての診断が
出来るようになった
・看護士のデータが欲しいと考えている
看護士の中には、非常に知見の深い
洞察を持っている方がいる
そのデータを取り組むともっと活用
範囲が広がるのではないかと思っている
■AI戦略
昔は戦略は3年でダメになると言われて
きたが、今は半年ー1年では?
顧客によって違うが、1年、3年、30年
と違う。顧客ニーズによって戦略の
幅が変わってきているように思える
■余談
現場で忙しく、時間がないので
たちくい蕎麦屋ですましたところ
こんなことをしたくてIBMに
入ったわけでないと
新卒の子が泣いてしまった
■求めている人材
入って何をやりたいのか伝えてほしい
AIは混合チームで行っているので
可能性は大いにある
GE
先の読めない時代には
何が出来るというより不可知の中で
どのように行動できるかが大切なのかも
知れない